注目の動向:ベルリンスタートアップシーン2019年第一四半期

スタートアップのブームは、ついにシリコンバレーや中国だけでなく、世界中に広がり始めた様です。これまでベルリンのエコシステムで日本のプレーヤーを見ることは少なかったのですが、トラクションがかかってきたと肌で感じ始めています。

VC Money

これまでベルリンにおける日本勢のプレゼンスはほとんど無かったのですが、去年あたりから大きな動きが出るようになってきています。

2018年ドイツのスタートアップへの投資額で一番大きかったのは、ソフトバンクの「ビジョンファンド」が行ったもので、ベルリンのスタートアップAuto1に対する€460Mでした。同年10月には、東京海上ホールディングスがベルリンのSimplesurance(InsureTech)にUS$11.5M出資

2019年も第一四半期から活発な動きがありました。Hondaがベルリンのubitricity€20M出資をしました。外出先での車などの充電をより簡易に民主的に、そしてグリーンにするubitricityのソリューション。こういうキーワードは、まさにベルリンらしいと言えるでしょう。

これからもアーバンリビングをしなやかに未来につなぐ、ベルリンのスタートアップ達に注目です


CROSSBIEではベルリンのスタートアップエコシステムと日本をつなぐコンサルテーション、アクセラレーションを行っております。ベルリンに進出をお考えのスタートアップの方、オープンイノベーションにご興味がある企業様、ベルリンで投資の機会をお考え中の投資家の方は、こちらからご連絡下さい。

Previous
Previous

日本のMaaSは世界レベルになるか?

Next
Next

ベルリンのアクセラレーターができること