女性起業家には投資が集まりにくい?

ここ最近、ベルリンでは女性起業家にスポットライトを当てようというワークショップやミートアップが増えてきました。

2018年のHTW、ドイツスタートアップ協会の調査によると、起業家トップ100人中、女性はたったの4人だそう。

こうした現状に立ち向かうべく、ミートアップでは女性起業家と呼ぶべきかどうかという様なフィロソフィカルなディスカッションから、女性起業家は女性特有の特徴がゆえに男性から信用してもらえず、よって投資に繋がりにくいというシビアな現実をどう乗り越えるかという具体的な方法まで積極的に議論されています。

女性起業家を支援する国際的なネットワークW-Loungeがベルリン州のStart Allianceが共同で主催したイベントでは、女性起業家が投資家にピッチする時にいかに男性と違っているか、また、女性への偏見がある投資家に出会った時に先輩女性起業家はどうしたのかなどが、熱く語られました。

その中で印象に残ったことは:

  1. 成功している女性起業家のロールモデルやメンターの不足。

  2. アイディア段階でも積極的に出資を求めていい(男性はこの辺は度胸いっぱいだそう)。

  3. 必ずしも相手に合わせる必要はない。「変わりたくないマインドセット」の人を変えようとしても時間の無駄。理解してくれるVCを探そう。

  4. 自分のアイディややビジョンが強ければ、それを信じる人は必ず付いてきてくれる。Believe in yourself!

これから、少しずつ詳しく書いていこうと思います。


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